
せんせー、「百人一首」第三回は?
マジでヤル気あんの?笑笑

ん?ヤルさ!やるけど、ちょっとギャル語がメンディー笑
3)あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の 長々し夜を ひとりかも寝む(柿本人麿)
山鳥の尾の長く垂れ下がったしっぽのように長い夜を(逢いたい人に逢えないまま)さびしく一人で寝るのだろうか。
6)かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける(大 伴 家 持)
七夕の日、(織姫と彦星を会わせるために)かささぎが渡した橋(天の川)にちらばる霜のように星が白いのを見ていると夜がふけたなと感じてしまう。
62)夜をこめて 鳥の空音は はかるとも よに逢坂の 関は許さじ(清少納言)
夜がまだ明けないうちに、鶏の鳴きマネして関所の扉を開けさせようとしても、函谷関の関守ならともかく、(私たちが逢うという意味の)逢坂の関守はあなたを通しませんよ。
78)淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に いく夜寝覚めぬ 須磨の関守(源兼昌)
淡路島から飛んでくるさびしげな千鳥の鳴き声に、いく晩目覚めさせられたことだろうか、光源氏がいたという須磨の関守は。
81)ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば ただ有明の 月ぞ残れる(藤原実定)
ほととぎすが鳴いた方角を眺めやれば、ほととぎすの姿は見えず、ただ明け方の月が淡く空に残っているばかりだった。

さて、せーら!今日のテーマはなあんだ?

テーマ?百人一首じゃん!
あっ、トリじゃね?笑

おお~、正解!笑

ただ覚えるだけだとぜんつま笑

五つの和歌の中に鳥は何種類出てる?

えー笑
ヤマドリ…カモ…カササギ??…トリ?…チドリ…ホトトギス
6かな?笑笑

ハイ、サンキュー笑
まちがいやすいのは「かも」だな
「か」は疑問・「も」係助詞
二つで「~か?」っていう意味なんだ
「しだり尾」は長く垂れ下がっている尾のこと。

カモだと思った笑笑
ちゃけば6)と62)は意味わかんなくね?

6)七夕の話は知ってるだろ?
牽牛と織女が出会うときに翼を広げたっていうのがカササギ
62)中国の英雄が命を狙われ逃げたときにニワトリの鳴きマネをした家来がいて
夜が明けたと勘違いした門番が門を開けて逃げ出せたっていうことを例え話に使ってる

今回はめっちゃムズい笑笑
78)にも「関」が出てくんじゃね?

よく気づいたなあ笑
関所ってさ、「容易には通り抜けられない所」という意味なんだ
どっちもなかなか通れない場所ってこと

オニムズくてつらたん ぴえん

しゃーねーなあ笑
ちょっと要点まとめてみるか
3)秋の夜は長くて時間を持て余す。あの日出会った美しいあなたのことを思い出す。あなたは今ごろ何してるだろう。他の男といるんじゃないだろうか。私は今夜もひとり寂しく眠るのだろうか。
6)冬の夜空を見て天の川に輝く夜空の星が美しいなあ。夜がふけていくなあと感じてる。
62)ある夜、清少納言の所へ藤原行成が来てしばらく話をしていた。「宮中に物忌みがあるから」と言い訳してとっとと帰ってしまった。そんな藤原行成に「どうせあなたの言い訳でしょう。鶏の鳴き真似でごまかそうとも、この逢坂の関は絶対開きませんよ(あなたには絶対逢ってあげませんよ)」と言ってる。
78)荒れ果てて寂しい須磨で海の向こうの淡路島から千鳥が飛んでくる。その寂しい鳴き声で門番が目を覚まし、真夜中に自分の孤独な境遇をひっそりと実感するという和歌。
81)ホトトギスが「テッペンカケタカ」と鳴いたのでその方向を見ればホトトギスはすでにそこにいなくて明け方の月が空に低く輝いていた。

あーね
でも、今回のはマジやばたん笑
今回は宿題はなし?笑笑




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