まだ知らない自分に出会う《解答》

以下の○○に入る語句を答えよ（第一段落）

① 「何かを得るために本を読む」と多くの学生が回答したが、「本を読むって○○なんです」と答えた学生がいた。→対話

② ①で答えた学生にとって、読書は「ある種の○○○○○○○○○」である。→コミュニケーション

③ 人と対話するのは「何かを得るため」と答える人が少ないのはなぜか？→人との対話を別の目的を達成するための「手段」と考えているように聞こえるから。

④ 「私たちは時間と空間を自由に移動しながら」について、「時間と空間を自由に移動」するとはどういうことか？本文の語句を使って簡単に説明せよ。→遠くに離れた所にいる人や既に亡くなっている人、千年前の人、全く違う言語を話す外国の人たちの本が読めるということ。

以下の○○に入る語句を答えよ（第二段落）

① 「でも、それは一方的に～」の「それ」はの指す一文の始めと終わりの五文字を答えよ。→本を読むと…ができる。

② 「私たちは必ずしも固定した～受け取っているわけではない」とはどういうことか？簡潔に答えよ。→同じ本でも読み手が違えば読み方も変わるということ。

③ 「優れた本には、そんな懐の深さがある」の「懐が深い」とは一般的にどういう意味を持つか？→懐が深い

④ 「読書は、書き手と読み手、メッセージを～対話に限りなく近い」と筆者が言うのはなぜか？本文の語句を使ってその理由を四十字程度で説明せよ。→本は「書く」だけでなく、「読む」という行為でそのつど姿かたちを変えるから。

以下の設問に答えよ（第三段落）

① 「もうひとつの答え方」とあるが、何に対する答え方か？第二段落から適切な表現を探し、30字以内で説明せよ。（句読点を含む）→読書は一方的に言葉を受け取っているだけで対話ではない。(29字)

② 「双方向」の意味を答えよ。→「一方通行ではない」ということ。

③ 「相手が投げたものをボールだと思って受け取っても～バットを投げていたかも知れない」とはどういうことを説明する例か？ひらがな二文字で答えよ。→ずれ

④ 「相手を理解する～思えてしまう」とあるが、なぜそう言えるのか？30字以内で説明せよ。（句読点を含む）→「ずれ」に気づかないまま対話が続くこともよくあるから。（28字）

以下の設問に答えよ（第四段落）

① 「メッセージの送り手と受け手の境目が限りなく曖昧になる」とあるが、この部分を分かりやすく説明せよ。（句読点を含む）→対話をしていると相手の言葉に影響を受け、思っていなかった事を口走り、自分がメッセージを送っているのか受けているのか分からなくなるということ。

② 「曖昧」の意味を答えよ。→内容がしっかり捉えにくく、はっきりしないこと。

③ 「対話がうまくいったな、と思うとき」とはどういうときか？その説明にあたる部分の始めと終わりの五字を答えよ。→相手の発す～ていたとき

④ 「まだ知らない自分に出会う」のはどんなときだと言えるか？それを説明した以下の文章の（　）に入る言葉を答えよ。→（本）を読んでわくわくしたり書かれてある（メッセージ）を自分の関心などで受け取り、その読み取り方が（不完全）でもそこから自分が（思ってもみなかったこと）に気づいたとき。