名古屋での挑戦:タブレット学習導入1年半の軌跡
昨年11月に名古屋に来てから、1年生と2年生を対象としたタブレット学習の導入に取り組んできました。その経験を通して見えてきた課題と成果、そして今後の展望について記録として残したいと思います。
GIGAスクールはじめて日記: Chromebook と子どもと先生の4カ月
当初の課題:予想と現実のギャップ
期待していたこと
- 生徒たちは柔軟にタブレットに対応するだろう
- Microsoft Teamsを活用した効率的な学習が実現できるだろう
- デジタル資料や動画を使った多角的な授業展開ができるだろう
直面した現実
残念ながら、当初の期待とは大きく異なる状況でした。
生徒の反応
コミュニケーションの困難さ 「日本全国どこでも既にタブレットを使って大学受験を行う高校生がたくさんいる」と説明しても、私の意図はうまく伝わらず、反発する生徒(男女とも)も少なくありませんでした。
令和7年度:新たなアプローチ
新入生への丁寧な導入
今年度は4月当初から、新入生に対して一つ一つ丁寧に説明することを心がけました。以下は山梨大学の稲垣先生から頂いたアドバイスを元にいろいろ作戦を練ったものです。
情報Ⅰ 大学入学共通テスト対策 会話型テキストと動画でよくわかる
具体的な取り組み
- タブレットの基本操作方法
- Microsoft Teamsを使った学習方法
- 拒否反応を示さないような段階的な導入


新入生の強み
今年度の新入生には大きな変化が見られました。
中学校での経験
- 既にタブレットに触れている(操作やタブレット、ICT機器に対する関心がある生徒が多い)
- iPadの使用経験
- ロイロノートの活用経験
- Microsoft Teamsでの授業経験者も存在
成果と効果的な手法
多角的な授業展開の実現
新入生の基礎知識を活かし、以下のような授業が可能になりました。
デジタル活用


アクティブラーニングとICTの融合
全員がデジタル化しているわけではない現状を踏まえ、グループ学習を活用しました。
具体的な活用事例
Microsoft Teamsでの課題管理
多様な提出形式


今後の課題と目標
現在の課題
年度末までの目標
段階的なアプローチ
- ペア学習:まずは二人一組での協働学習
- 個人学習:最終的には個人でタブレットを使いこなせるように
具体的なゴール → 年度末までに、すべての生徒がタブレットを使いこなせるようになることを目指しています
まとめ:変化への適応と継続的な改善
名古屋での1年弱の経験から学んだことは、ICT教育の導入には時間と忍耐が必要だということです。当初の挫折を乗り越え、生徒一人ひとりの状況に合わせた丁寧なアプローチが重要であることがわかりました。また、生徒たちの興味や関心が変わり、タブレットやスマホを使って勉強するという考え方が浸透してきたのも大きなポイントだと考えます。今後も生徒たちの成長と変化を見守りながら、より効果的なICT教育の実現に向けて取り組んでいきたいと思います。
※この記事は、実際の教育現場での経験を基に作成されています。同じような課題に直面している教育関係者の皆様の参考になれば幸いです。
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