水の東西 答え

あいり
あいり

でも、本文で述べられていることは、

あくまで筆者個人の考えで(日本人

みんなの感情じゃないわ。

はなわ
はなわ

たしかに「そのせいか東京でも

大阪でも、町の広場はどことなく

間が抜けて、表情に乏しいのであ

る」って、筆者の個人的な見方が

分かるところだよね。

渡邊克也
渡邊克也

なるほどね。みんな、それぞれの感想があって面白いね。

この文章は第一段落で「鹿おどし」、第二段落では「噴水」が

中心に述べられていて、第三、第四段落から、日本と西洋の文

化や風土、西洋人や日本人の「感性」の話になります。

単なる個人の感想ではなく、「鹿おどし」や「噴水」は

東洋西洋」それぞれの文化全般に通じるものが

あると言うんです。でも、みんなはそこに何かしら違和感を

感じたんですね。

あいり
あいり

たしかに!結論も「言えるかもしれない」だしね。

前半は筆者が直接、見たり聞いたりしたのだけど、

後半は仮定だって言いたいのかも。

ふあり
ふあり

ふうん、文化論かあ。水についての考え方だけじゃなくて、

時間と空間の考え方も文化から影響を受けるというのも私

は納得できる。

渡邊克也
渡邊克也

簡単に言えば「全体に通用させること」だね。

「我々」という主語を用いることで、

私たち「日本人に共通だ」という印象を

持たせることになるんだよ。