私が作りたい学校(1:自分の「生きたい未来」が分かる学校)

自分の「生きたい未来」が分かる学校について以下の3つのことを書いてます

1:理想に一番近い学校は東京都東久留米市にある一貫教育の学校法人「自由学園」

2:「生きたい未来」が分かる学校は「神道」を土台とした生徒数90名の高校

3:神道を教育に取り入れるといっても戦時中の教育や右翼的なものではありません

毎日つまんないんだよね…イライラするし

また、彼氏とケンカしたの??

そんなんじゃなくて…

進路希望調査になんて書こうか迷ってるの!

ああ、それね!わたしは親に就職しなさいっていわれてる

家計も厳しいって言われてるし…

それはうちも一緒だけど。でも、私はとりあえず進学したいの!

まだ働きたくないんだよね

「自分のやりたいことが探せる」ってコマーシャルしてる学校もあるし

へえ~、そんながっこうあるんだ?

本当は私も就職したくないんだぁ

大学行って遊びたい!笑

だよね!

でも、どうしていいか分からない…

私の理想に近い 一貫教育の学校法人【自由学園】

一貫教育の【自由学園】

「真の自由人」を育てる「自由学園」

【キリスト教を土台とし、「思想しつつ 生活しつつ 祈りつつ」、「よく教育するとはよく生活させること」という理念のもと、人間教育を実践している学校です。24時間の生活すべてを学びの場と考えています。】(自由学園のHPより)

この学校の歴史は古く1921年(大正10年)に創立されました。間もなく創立百年を迎えます。

学校の特色である生活即実践の考え方は私の考える学校とほぼ同じ考え方です。

違うところは

自由学園は0歳児から45歳以上の人まであらゆる年代に対応した一貫校だということとキリスト教を土台としている点です

「生きたい未来が分かる」学校は「神道」を土台とした生徒数90名の高校

現段階で私が考える「行きたい未来が分かる」学校は15歳以上を対象とした生徒数90名の高校です。

この学校では先生も生徒も全寮制で1日を共に暮らします。みんな同じ環境で生活することで「何ができるのかを自分で考え」「自分のライフスタイルのモデル」を探します

なんでも与えられる受身の教育ではなく、自分に何が必要なのか、どうすれば楽しく充実した目標が見つかるのか、自らの力を試し新たな自分を発見していく、というイメージです。

神道とは何か?  

       

               

「神道」には教義や教典、教祖が無いので、教えが一切無い信仰だと誤解している人が大勢おります。
仏教やキリスト教のように煩雑な教えこそありませんが、人としての生き方を教えてくれる言葉が「古事記」や「日本書紀」「万葉集」はじめ、多くの古典に記されています。

                          東京神田神社 大鳥居信史宮司

つまり、学校で習った「古事記」などの古典に教えがあるということです。

皆さんはお正月に神社へお参りするでしょう?それはなぜですか?困ったときに日本人は神社へ行ってお祈りする人がたくさんいますよね。

神道は教祖も開祖もいない、神話、八百万(やおよろず)の神々、自然や自然現象などに基づくアニミズム的・祖先を敬うものなんです。800万というのは具体的な数字ではなくて「ものすごくたくさん」という意味が込められています。

小さいときに私たちが読んだ「やまたのおろち」とか「いなばのしろうさぎ」とかに登場してくるスサノオ、大黒さまが神話の神さまが神話の神さま。

私たちの周りにはたくさんの神さまが山や川などとにかく何にでも宿っているという八百万(数え切れないほどたくさん)の神々。

自然を畏敬(おそれ、うやまう)

・そして、ご先祖様に手を合わせ祈る

どれも日本人なら誰もがよく知っていることです。このようなことが古典にかかれているんですね。

神さまにお祈りしたり、自然を畏敬することはすべて押しつけられるものではなくて自分から主体的に行うものです

神道を教育に取り入れるといっても戦時中の教育や右翼的なものではありません

小野善一郎(おの ぜんいちろう)

渋川八幡宮禰宜 元湯島天満宮権禰宜 國學院大學、東洋大学兼任講師

昭和29年(1954年) 福島県生まれ

古事記や神道に関する勉強会を 全国津々浦々で行っている

私が尊敬する小野善一郎先生はコロナが世の中を恐怖のどん底に陥れた今こそ「大祓詞(おおはらえことば)」の重要性に気づいたと話されています。今は時代の大転換点だと言うことも。

片方の耳が聞こえない小野先生は時折、大きな声で一生懸命「いのち」について訴えます。「いのち」は滅びない。日本の神さまはみな「祓う(浄める)」ことを毎日、繰り返す、だからこそ私たち人間も毎日「祓う」ことが大切だと説きます。

「祓う」とは何か、毎日私たちが生活していると様々な欲や悩みが出てきます。それを浄める、お祈りするんですね。謙虚であるということです

小野先生は「古事記」を「祓う」という視点から考え「いのち」がどういうものかを考えようと話されています。肉体は滅んでも「いのち」は絶対に滅びない…。

動画を観ているとつい引き込まれてしまいます。

ここで注意してほしいことがあります。

神道を教育に取り入れようと言うとややもすると戦時中の「皇国史観」や「右翼」という印象を与えかねないのですが、ここでの意味は全く違います。もっともっと、純粋で本質的なものです。

近くの神社の神さまの名前を言えますか?どんな神さまか知ってますか?(神社の名前ではありません)

日本人の神さまがどういう神さまなのか。私たちはみな不滅の「いのち(魂)」を持っています。それをよく知って「いのち」がどういうものかを知る。すると人間はみんなつながっていることが分かります

少し難しいかも知れませんが、斎藤一人さんなどもよくこのようなお話をされていますのでどこかで聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか?

そこに気づくと他人を思いやることの本当の意味が分かります。「自分は何をするべきか」、「どのような人生を歩むべきか」を考える、新しい時代を生きる高校生を育てて生きたいと考えています。

「生きる未来」が分かる学校とは「謙虚な心」を持って、多くのことに気づくことできる場です。誰かに教えられることのない自由な教育というのはこういうことだと信じています

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