

羅生門① の宿題、秒で終わらせたんすけど?
せんせー、「らしょーもん」②はまだ?笑

ええ?マジで?じゃ、①の宿題の答え言ってみて!

問題2 明日の暮らし
問題3 雨にふりこめられた下人が、行き所がなくて、途方にくれていた。

カンペキ!笑笑

ちゃけばこんな感じだとテストに間に合わないんすけど汗
本文の読み取り


「げにんわあ…つまずきながら…ふためいて…にげようとする…ふさいで…こう…ムリ!笑
ムズくてTBSなんすけど ぴえん
下人は、老婆が死骸につまずきながら、慌てふためいて逃げようとする行手を塞いで、こう①罵った。老婆は、それでも下人をつきのけて行こうとする。下人はまた、それを行かすまいとして、押しもどす。二人は死骸の中で、しばらく、無言のまま、つかみ合った。しかし勝敗は、はじめからわかっている。下人はとうとう、老婆の腕をつかんで、無理にそこへねじ倒した。丁度、鶏の脚のような、骨と皮ばかりの腕である。
「何をしていた。いえ。いわぬと、これだぞよ。」
下人は、老婆をつき放すと、いきなり、太刀の②鞘を払って、白い③鋼の色をその眼の前へつきつけた。けれども、老婆は黙っている。両手をわなわなふるわせて、肩で息を切りながら、眼を、眼球がまぶた外へ出そうになるほど、見開いて、唖のように執拗く黙っている。これを見ると、下人は始めて明白にこの老婆の生死が、全然、自分の意志に支配されていると云う事を意識した。そうしてこの意識は、今までけわしく燃えていた④憎悪の心を、いつの間にか冷ましてしまった。後に残ったのは、ただ、ある仕事をして、それが円満に⑤ジョウジュした時の、安らかな得意と満足とがあるばかりである。そこで、下人は、老婆を見下しながら、少し声を柔らげてこう言った。
「己は検非違使の庁の役人などではない。今し方この門の下を通りかかった旅の者だ。だからお前に縄をかけて、どうしようというような事はない。ただ、今時分この門の上で、何をしていたのだか、それをおれに話しさえすればいいのだ。」

しょーがないな…
じゃ、傍線①~④をわかるのだけでいいから読んでみて!

③わ、「はがね」?アニメで見た「はがねの錬金術師」じゃね?笑
④わ、「ぞうあく」…これぜんぶめっちゃやばたにえんじゃね?

①ののし
②さや
③はがね
④ぞうお

「ぞうお」?…マジ?

⑤は漢字で書く!!!

ワンチャン「上手」…あ、これは「じょうず」なんじゃね笑

ひとりでマンザイやるな笑
「成就」
読み方も注意しろよ!
すると、老婆は、見開いていた眼を、一層大きくして、じっとその下人の顔を見守った。まぶたの赤くなった、肉食鳥のような、鋭い眼で見たのである。それから、皺で、ほとんど、鼻と一つになった唇を、何か物でも噛んでいるように動かした。細い喉で、尖った喉仏の動いているのが見える。その時、その喉から、からすの啼くような声が、あえぎあえぎ、下人の耳へ伝わって来た。
「この髪を抜いてな、この髪を抜いてな、かつらにしようと思うたのじゃ。」
下人は、老婆の答が存外、平凡なのに失望した。そうして失望すると同時に、また前の憎悪が、冷やかな侮蔑と一緒に、心の中へはいって来た。すると、その気色が、先方へも通じたのであろう。老婆は、片手に、まだ死骸の頭から奪った長い抜け毛を持ったなり、蟇のつぶやくような声で、口ごもりながら、こんな事を言った。
「なるほどな、死人の髪の毛を抜くという事は、なんぼう悪い事かも知れぬ。じゃが、ここにいる死人どもは、皆、そのくらいな事を、されてもいい人間ばかりだぞよ。現に、わしが今、髪を抜いた女などはな、蛇を四寸ばかりずつに切って干したのを、干魚だというて、太刀帯の陣へ売りに往んだわ。疫病にかかって死ななんだら、今でも売りに往んでいた事であろ。それもよ、この女の売る干魚は、味がよいと云うて、太刀帯どもが、欠かさず菜料に買っていたそうな。わしは、この女のした事が悪いとは思うていぬ。せねば、飢え死にをするのじゃて、仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事も悪い事とは思わぬぞよ。これとてもやはりせねば、飢え死にをするじゃて、仕方がなくする事じゃわいの。じゃて、その仕方がない事を、よく知っていたこの女は、大方わしのする事も大目に見てくれるであろ。」
老婆は、大体こんな意味の事を言った。

太字の部分で老婆の言ってることを簡単にまとめた次の「 」に入る言葉を答えて!!

ていうかあ、今日マジでめっちゃこわいんですけど汗

グズグズ言わないで早くやる!同じアルファベットのとこは同じ言葉が入るぞ
・死人の髪の毛を抜くことは「 A 」ことだ
・でも、ここの死人たちは「 B 」ことをされてもいい
・老婆が髪の毛を抜いた女は「 A 」をしていた
・しかしそれは「 A 」ではない
・なぜならそれは「 C 」したことだから
・自分のしたことも「 A 」ではない
・生きるために「 C 」することだから
・だから女も老婆を許してくれるだろう

マジやばたにえんなんすけど汗
ちょまちー、Aがいっぱいなんすけど笑
「ワルい」じゃね?
Bはいっこしかない…「それくらいな」?笑
Cは「仕方なく」なんじゃね?

なんだ?やればできるんじゃん!笑

ワルいことした子にはワルいことしてもいいって?
ウケル笑 チョーヤバいんすけど笑笑

Special thanks to Nene
下人は、太刀を鞘におさめて、その太刀の柄を左の手でおさえながら、冷然として、この話を聞いていた。もちろん、右の手では、赤く頬にうみを持った大きなにきびを気にしながら、聞いているのである。しかし、これを聞いている中に、①下人の心には、ある勇気が生まれて来た。それは、さっき門の下で、この男には欠けていた勇気である。そうして、またさっきこの門の上へ上って、この老婆を捕えた時の勇気とは、全然、反対な方向に動こうとする勇気である。下人は、飢え死にをするか盗人になるかに、迷わなかったばかりではない。その時のこの男の心もちからいえば、飢え死になどという事は、ほとんど、考える事さえ出来ないほど、意識の外に追い出されていた。
「きっと、そうか。」
老婆の話が終わると、下人は嘲るような声で念を押した。そうして、一足前へ出ると、不意に右の手をにきびから離して、老婆の襟上をつかみながら、噛みつくようにこう云った。
「では、俺が引剥をしようと恨むまいな。俺もそうしなければ、「 ② 」をする体なのだ。」
下人は、すばやく、老婆の着物を剥ぎとった。それから、足にしがみつこうとする老婆を、手荒く死骸の上へ蹴倒した。はしごの口までは、まずかに五歩を数えるばかりである。下人は、剥ぎとった檜皮色の着物をわきにかかえて、またたく間に急なはしごを夜の底へかけ下りた。
しばらく、死んだように倒れていた老婆が、死骸の中から、その裸の体を起したのは、それから間もなくの事である。老婆はつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだ燃えている火の光をたよりに、はしごの口まで、はって行った。そうして、そこから、短い白髪を逆さまして、門の下をのぞきこんだ。外には、ただ、黒洞々たる夜があるばかりである。
下人の行方は、誰も知らない。

じゃ、最後の問題だぞ
①はどんな勇気だ?簡単に説明して!
②に入る四文字を上の老婆のセリフ(太字)から探して抜き出せ

えー、まじメンディー笑笑
「欠けていた勇気」「全然反対な方向に動こうとする勇気」…飢え死にと反対…まじめに生きてたら死んじゃう…盗むしかねんじゃね?
つまり…「そういう勇気」笑笑

テストだったら0点!笑
ちゃんと答えること!
②は?

なんか太字で書いてんじゃね?ウケル笑
「飢え死に」笑笑

worksheet


【解 答 例】
2⃣ (老婆の話を聞いて)盗人になる勇気(がわいてきた。)
3⃣ 【生きるために仕方がなくする悪は許されるのか、どうか。】下人は老婆の着物をはぎ取ってどこへむかったのか?→A 着物を売りに京の町へ行った。B→ 途中でやっぱり悪いことは良くないと反省してどこかへ消えた。あなたならどう考える?
【あなたはどう考える?】
「下人の行方は誰も知らない」とありますが「この後、下人はどうなったのでしょう?」
1.盗みをするために京都の町へ向かった(下人は生き延びた)
2.やっぱり盗みは悪いことだと思い直した(下人は飢え死にした)
あなたならどう考えますか?
ちなみに今まで教えた生徒の多くの出した答えは…1です。
この問題に答えはありません。作者も初めは「下人は、既に、雨を冒して、京都の町へ強盗を働きに急ぎつつあった。」と書きました。しかし、作者はこの部分を書き直しました。その理由は読者自身に答えを探して欲しかったからだと思います。
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