ここでは以下のことについて書いています
【私が思う理想の教育】
・不登校の生徒や今の学校に違和感を感じる生徒たちが自分が生まれてきた理由を感じ取る場所を作りたい
【田舎で本当の学びを実現する】
・里山学校のように農業体験をすることから始めたい(現時点では通信制高校?)
今日の授業ってなにやったのか全く分かんなかった!笑
あいつの授業、マジ、ダリぃよな、早くてぜんぜんわかんねーよ
あんたらバカじゃん!!学校の先生なんかに期待してっからがっかりすんじゃねーの笑
うちの授業は今日、かっちゃんの雑談で1時間終わったよww
クリスマスイブにばらの花束送ったリア充にむかついたって話、マジ笑った!
授業なんてどうーでもいいじゃん!!早く部活行こうっと!部活、部活!!
私が思う理想の教育
高校生と過ごしていると毎日が本当に楽しいです。嘘ではありません。
私はずっと知識を教えることが教育だと思ってきました。
しかし、32年の教員生活を終え、違う業界に再就職して
みると今までに経験してきたこと、感動したことを
次の世代を生きる子供たちに伝えることこそが教育で
私の使命だと思うようになりました。
文科省が考える判で押したような教育に
日本人全員が適応することはあり得ないのです。
今の日本は周囲と違うことを嫌います。
学校教育もそれに合わせるように
行われています。
環境に順応できない生徒たちは学校へ行けなくなります。
不登校の児童・生徒の多くはそのようなことが原因で
心を閉ざしてしまいます。
不登校の児童生徒に対し、学校が変わることはまずありません。
残念なことですが不登校になった児童生徒の側で何か考えて行動するしかなくなります。
学校側がカウンセラーや施設を紹介したくれるのすごく幸せな
ケースで、たいていは居住地を変えたり越境入学で他校へ転校したりします。
そのような状況になると学校側はお荷物がいなくなって
ほっとしたと言わんばかりに態度を変えます。
それまでは電話も寄越さなかったのに急いで転校手続きを
進めたりします。
そんな話を聞くたびに思うことがあります。
・不登校の生徒や今の学校に違和感を感じる生徒たちが自分が生まれてきた理由を感じ取る場所を作りたい
・田舎で自由な本当の学びの場を作りたい
私たちは皆、神さまから一人一人魂を分け与えられており、それぞれに
果たすべき使命があるんです。そこに気づくのが早いか遅いか個人差はあっても、
正しい教育によってその気づきを早めることができるなら
それを実現できる学校が作りたいと思うのです。
私自身は学校へ通っていろんなことを学びましたが
幼少期は先生からの教えを取捨選択できる立場にいないから、
全て言われるままに過ごしてきたような気がします。
先生の教えの中には人としてとても大切なものがあって
むやみに否定することはできません。
我慢や思いやりはとても重要なものだと分かっていても
幼少期の自分は欲求を満たすことを最優先するこ
とが多く他者への配慮は欠けていたと思います。
それを叱ったり、諭してくれた先生や地域のお年寄りにはとても感謝しています。
しかし、中にはどうしても納得が行かない先生からの指導もあって
今でもトラウマになっています。
私たちの真の先生として最もふさわしい存在とはいったい何なのか、
私たちが自ずと耳を傾ける相手は何なのか
田舎にいると分かってくるような気がします。
それは私たち、人間が刃向かえない絶対的な力を持つもの。
それは時に恐怖を感じるような対象。
そして、時にその神聖な力に頭をたれてしまう存在。
それは「自然」です。
「自然」は私たちが及びもつかない大きな力を持つのです。
命を持つものはあらゆるものが全て土に帰ります。
それは私たち人間ばかりではないのです。
そのカラダは滅んで土に帰っても
私たちの魂が滅びることはないと言います。
魂はいつか必ず再生するのだそうです。
一説によれば私たち人間の魂は十万回は再生すると言います。
魂が天に帰るとき私たちはその人生を振り返りますが
私は死を目前にしたときいったい何を思うのでしょう。
私は死ぬときにいい人生だったと思いたい…。
私は私が関わる全ての皆さんの幸せを願っています。
このブログを読んでくださっている皆さんもその一人です。
したがって、私はいろんな方たちの役に立って
天寿を全うしたいと思います。
私の使命はまさに自分の信じる教育を実現することだと思います。
55 歳という年齢になって、自分の使命を痛感しています。
今までは何のために生きてきたのかとの思いに
苛まれることばかりでしたが、
福島を離れ神奈川に来てやっとそこに気づきました。
田舎で本当の学びを実現する
現時点での構想
(1)福島に所有している土地を活用して体験学習をする(地域に若者を呼び入れる)
(2)私の家を校舎として農業体験を行いながら高校卒業に必要な単位を修得する
(3)コロナの問題などがあるのでスタートは通信制高校(オンラインなども活用)
三年ほど前に当時勤務していた学校の図書館に「LOOP50」構想という
ポスターが貼られていました。
これは大林組が当時、発表したもので、
森林と共に生きる街「LOOP50」は、日本の豊かな森林資源を最大限に有効利用し、持続可能性と魅力ある暮らしを両立する中山間地域の街
というものでした。
当時、かなりの反響を呼んで、ニュースでも取り上げられたり
いろいろな方のブログなどでも紹介されていました。
私もとても興味があって直接、この計画の担当者と電話でお話ししました
当時はまだスポンサーがつけば実現もあるという程度のお話しでしたが
私は月舘に土地があるのでこの構想にぴったりだと思うとお伝えした記憶があります。
(1)福島に所有している土地を活用して体験学習をする(地域に若者を呼び入れる)
現在、私は福島県伊達市に土地を所有しています。
私の所有している土地は評価額がつかないところもある荒れた畑や山林、原野です。
その規模を分かりやすく説明すると
30~40戸の家が建つ広さです。
さらに知人に稲作をしてもらっている水田(1455平方メートル)もあります。
山の方にある畑は20 年くらい前までは耕作されていた所がほとんどで
そこではミョウガ、大根やトマトなどを作っていました。
今は放置していますがトラクターなどを使って耕作すれば
とても美味しい野菜や果物を栽培することができる肥えた土地です。
家のすぐ隣には畑もあってキュウリやトマト、ジャガイモや里芋なども
作っていたことがあり、農業体験には条件が整っています。
現在でもキュウイの木が残っているその畑の隣には草地があるので
そのあたりもトラクターなどの耕作機械を入れ、
農地として改良する体験なども十分にできます。
農業体験の指導者は近くに住んでいる農家の人たちで優しく教えてくれます。
この動画には地域の農業従事者の人たちが福島市から来た就労支援施設の人たちに
竹細工の作り方などを指導している場面が映っています。
このように体験することができます。
また家の隣には小志貴神社があります
山の中で不便な所と思われるかも知れませんが
この月舘上手渡地区のすぐ近くにはつきだて花工房もあります
(2)私の家を校舎として農業体験を行いながら高校卒業に必要な単位を修得する
私の考える学校では高校卒業認定資格として知られている
高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)にパスすることを
目標とします。この試験はハードルは高くありませんので
しっかり勉強すれば早い人なら8ヶ月ほどで修得可能です。
私の家は現在、空き家バンク(No.044)に登録しています
その家の部屋数は1階と2階を合わせて9部屋(9LDK)あります。
1階部分は2019 年にリフォームしていて、
白で統一されキレイな状態を保っています。
田舎の家ですので現時点では買い手がつくかどうかも分かりません。
このまま、移住者がいなければ学校作りのはじめの一歩として、
この土地、家を使って農業体験希望者を迎え入れたいと思っています。
ここは福島市から20kmほど離れた田舎なので
スーパーなどの商業施設へ行かない限りコロナの心配は
ほぼありません。
この周辺は山しかありませんが車を使えば意外に便利な所です。
しかし、今すぐに実現を目指すのは現在のコロナの状況下では難しいので
コロナが落ち着き、先の見通しが立ったら
(1)に書いたように農業体験から始めたいと思います。
だれでも簡単に栽培できる地物野菜を収穫することを目標にします。
農業体験希望者が準備するものは特にありません。
ほとんどの道具はこちらで準備できるので
まずは楽しく体験してほしいと思います。
地域の人たちと仲良くなるとさらに楽しい体験もできると思います。
また、この学校の目玉のひとつとして同じ敷地内の竹林があります。
近所に住む斎藤さん夫婦と佐藤さんという人たちが三ヶ月かけて
作り子供たちが安全に楽しく遊べる公園のように整備されています。
2021年1月時点での状況
コロナによる非常事態宣言の影響が予想以上に大きいので当初の予定を修正しています
学校としての形態に関しては
構想段階と変わらず通信制課程課程(詳細は未定)を考えています。
オンラインでの授業も当然視野に入れています。
その上でスクーリングの時に農業体験もできるようにしたいと
考えています。
また、海外からの留学生や在日の外国人の方々も
受け入れるつもりです
原発事故以降、福島へ観光に訪れる海外からの観光客は減っていましたが
震災から10年が過ぎようとしている現在では
福島で働く外国人も増えました
アジアからの移住者も多く、お隣の山形県のように
地元に溶け込んで農業に従事したいと考えている人の
きっかけとなれたらいいかなとも思っています
非常事態宣言はこの後、全国に広まる可能性も否定できません
コロナの影響を考えると今はできるだけ外部との交流を控え
準備するのが妥当かと考えています
今後のことにつきましてはさらに関係する方々に意見を
お伺いしてしかるべき手続きを進めて参りたいと考えています
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