アクティブラーニングを実施する前に
アクティブラーニングに関する考え方
私の考え方の詳細に関しては以前の記事をご覧ください
※初めてご覧の方はぜひ以前の記事を読んでから
この実践報告をご覧いただけるとより具体的なイメージが
湧くと思います
実践事例 その三(助詞を探そう!)『徒然草』あだし野のつゆ消ゆる時なく
・今回も実際の授業を想定しています
○最初に接続助詞の説明をする(20分)
「ば」順接の仮定条件・順接の確定条件(原因・理由、偶然、恒常もしくは恒時条件)
↓
生徒たちに練習問題を解かせる
○インプットの練習
範読してペアで音読させ
『あだし野の露消ゆるときなく』のプリントから接続助詞を探させます
(個人で探す:ここはじっくりでいいと思います)
(生徒はすぐに答えを聞きたがるので「数だけは教えるよ」と言ってもいいかもしれません)
↓
○次にアウトプットの練習に入る(ペアで内容を確認)10分
↓
○全体に向け正解の確認と文法などの説明:10分
接続助詞は10個です
「が」「に」「を」の説明を工夫します
・特に「単純接続」と「順接」の違いは微妙です
・「の」「に」の上の部分が下の条件となっていれば「順接」だといえば安心します
・実際は「~。そして…」と置き換えた方がいいと私は思います
↓
○次にプリントから係助詞と格助詞を抜き出します(25分)
(ここはペアもしくはグループで取り組ませるのがいいと思います)
↓
○係助詞は13個です(20分)
「は」「も」に気づきませんのでヒントをだしてあげました
↓
○格助詞は28個あります
まとめ(5分)
○助詞をみつけるのは大変だけど一度やるとコツが分かる
○それぞれの助詞がどれなのか考えられるようになる
○問題を解く時もこれがきっと役に立つ
と伝えます

どの教材でももそうですが授業は1回目が一番うまくいきません。私は二回目がうまくいく気がします。三回目、四回目はだんだん慣れてきて大切なことを忘れがちです。その時は急がずに立ち止まって生徒目線で考えます。私はそれが重要と考えます。
アクティブラーニング授業はこれからのスタイルです
ここで考えをまとめてトライアンドエラーの繰り返しで何かをつかんでいきたいと思います
※みなさんの参考になるように現場での実践に役立つように
記事も工夫して参りますのでご意見やご感想を
お問い合わせよりいただけるとうれしいです
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