係助詞を攻略しよう 伊勢物語(好けるもの思ひ)

こぶんサムネテスト対策(高1・高2国語)
渡邊克也
渡邊克也

ようこそ かっちゃんねるへ!

ここでは実際の授業をイメージしながら記事を書いています

各学校での授業時間や生徒の理解度の違いもあるでしょうから、皆さんの学校の実態に合わせてお使いいただければと思います

国語科指導のお役に立てば幸いです

※掲載にあたっては様々なことに配慮していますがもしご覧いただき何かありましたらお問い合わせからご連絡ください

成績を上げる勉強法~塾に頼らない自主学習~

助詞 係助詞

今日は助詞の中の係助詞を学びます

係助詞は係り結びを作ります

係り結びの基本

ぞ・なむ    連体形 (強意)    や(は)・か(は) 連体形 (疑問・反語)

こそ      已然形 (強意)   

※は・も  の結びは終止形(強意)ただし、係り結びとしては扱わない

係助詞は活用語の特定の形が下に来ますね

この基本はみんなも知ってる通りです

強意というのは基本的には訳しません、というより訳せません

意味を強めているというのは簡単に言うと語調を整えている

リズムや語感をよくするというと分かりやすいでしょうか笑

基本的な係り結びについては下の問題をやってみましょう!

どれも基本的なものですのであっという間に出来そうです

「一」1の答え「取り立て・区別」を聞いてくる生徒がいるかも知れません

口語文法と同じで「私は行く。あなたは行かない」というときに

使うのと同じと説明してあげると納得します

「二」では「か」に注意させましょう

疑問になることをここでしっかり押させておきましょう

「やは」「かは」は反語ですね

「どうして~か。いや、~ではない」というふうに口語訳する習慣を

きちんと付けさせることが学校の古文では大切です

「いや、~でない」を塾などではないがしろにして教えます

まどろっこしいのは生徒が嫌がるからなんですが

私はそれは生徒に媚びているようにしか思えません

しっかり教えてください!塾に負けないでがんばりしょう!

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特殊な係り結び

「こそ」の逆説用法(こそ+已然形、)

「こそ」+已然形、の場合は逆説なので、「〜けれども」「〜が」と訳します。

【例 文】

 さこそ言へ、

 【訳】そうは言うが、

もぞ・もこそ

も(係助・強調)+ぞ(係助・強調) 連体形

                       ⇒「~したら困る」「~したら大変だ」

も(係助・強調)+こそ(係助・強調) 已然形  

【例 文】

 雨もぞ降る

 【訳】雨が降ったら大変だ。

 烏(からす)などもこそ見つくれ。

 【訳】 (すずめの子を)烏などが見つけたら大変だ。

結びの省略

述語が文脈から推測できる場合「結び」が省略されることがあります。(意図的)

この場合、述語部分を補って口語訳する必要があります。

【例 文】

いかなることのあるに(あらむ)。

【訳】どのようなことがあるだろうか、いやないだろう。

 

【結びの省略のパターン】

覚えておくと便利なのが省略のパターンです。

       にや              あらむ・ありける
       にか              あらむ・ありける
       にこそ              あれ・あらめ・ありけめ
       とぞ              言ふ・聞く・思ふ
       となむ              言ふ・聞く・思ふ
       とや              言ふ・聞く・思ふ
       とか              言ふ・聞く・思ふ
       とこそ              あらめ

結びの消滅(流れ)

「結びの消滅」というのは、文中に接続助詞が入ったせいで

 係り結びで起こる文末の単語の活用形の変化が起こらないことです。

【例 文】

当時、御方に東国の勢何万騎あるらめども、(本来は「らむ」)

【訳】現在では、味方として東国の軍勢が何万騎があるだろう

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係り結びの破格

「ぞ」「なむ」「こそ」に限ってみられるごくまれなパターン

「ぞ」「なむ」→ 終止形(本来は連体形)

「こそ」   → 連体形・終止形(本来は已然形)

【例 文】

 いとおそろしきまでぞ覚ゆ 「ぞ」+終止形

 今日なんいとあつし    「なん」+終止形 

以上、係助詞の説明でした。

次に下の問題をやってみましょう

最後に読解問題を解いてまとめてみましょう


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まとめ

古文を学習していると係助詞(係り結びの法則)はよく目にすることになりますので

しっかり覚えさせましょう!

ここが定着していないままだと問題を解くときにかなり影響が出ます

見落としやすいものもありますので反復練習をさせることが重要です

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