文章を要約するためにはどうするか(現代文)大学入試

先生向け授業用資料

評論文の要約はキーワードをみつけること

評論文の読解には根気強さが求められます

現代人の思考には欠けて来ていることだと思います

今はどこで教えていても簡単に答えが出ることばかりに

生徒たちの興味・関心があるように感じます

文の構造や接続詞などを手がかりに解法のテクニックを

教えることが生徒たちの悩みを解決すると思われています

しかし、それは一時しのぎにしか過ぎません

本来は初見の文章をよく読んで内容の把握をしっかししないと

本当の力がつくとは思えません

生徒たちに媚びを売って人気をとろうとするより

しっかり、本質的なことを教えましょう!

今日は千葉大学教育学部の2002年の過去問

要約してみましょう(東進大学入試問題過去問データベースへログインが必要です)

今回は私が要約指導プリントを作成するまでの手順をご説明します

最初に問題文のコピーをして次に自分の読み取りを短くまとめていきます

【ポイント】

・句読点で改行する(見やすくする)→余計な文章を消すために

・内容に変更がない限り分かりやすい言葉で言い換える

・各段落の用紙をまとめそれをつなぐ

・各段落が同じ重みを持つわけでないので重複してる箇所を省略してまとめる

・簡潔に本文の用語を生かしてまとめる

本文を読みながら一番最初にまとめたプリントがこれです

しかし、内容の読み取りが不足していると感じたので

もう一度読み直してまとめたものが

これです(作成までに3時間ほどかかりました)

この文章のポイントは

「引力」と「斥力」の意味を考えることです

特に「斥力」は「引力」の正反対の言葉だと気づいてくれたら

理解は早いです

読解力がまだまだの生徒たちにはこのプリントがかなり有効だと思います

問一は「自分の言葉で」というところがポイントです

どんなことでも書けばいいというものではありません

「縄張り意識」「直接的な身体感覚」それぞれを説明することが重要です

・「縄張り」→鮎のように「自分の領域に入ってきた者を排除する」

・「直接的な身体意識」→「斥力(反発力)」という言葉が入っている

これらに気がつくようにプリントを作成してあります

生徒たちが答えやすいように「60字以内で」とう字数制限を付け加えてます

もちろん、このような誘導をしなくとも

理解できる生徒には最初から以下のプリントを渡します

実際、私が教えて来た生徒たちは

地域トップ校の生徒から中間層の生徒たちまで様々で

できる生徒たちには最初から要約させます

解かせてみて彼らがヒントを要求してきたら

上のプリントを渡します

実際に授業でこれを実施する時は

はじめに一人で読み取らせてから(インプット)

ペアワークで話し合わせます(アウトプット)

要約をメインに考えるならばこの二つは省略します

音読の後に中級者用と上級者用のプリントをそれぞれ

渡します

生徒の力をよく考えてどちらを渡すのか決めます

・プリントを埋めさせます(インプット)

・次にペア(グループ)で答え合わせをさせます(アウトプット)

・すみやかに先生が答えを確認します

・答えを修正・確認したら要約の作業に入ります

ここも百字程度という条件を付け加えて

問題の要求に沿った形で答えさせます

「自分」「相手」「場」を必ず使うことを確認させます

中級者用のプリントを使っている生徒たちは

「超重要」と書かれているところを拾えばいいと

気づきます

最後に要約のポイントをしっかり確認して

終わります

なお、この資料を作成するに当たり参考にさせていただいたのは大学受験の専門塾[footprints]さんです

もうすでに15年以上前からアクティブラーニングで生徒の指導をされています

私もご縁があって運営されてる谷村先生と仲良くさせていただいてます

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